ズボラ女子必見!ダイエットのコツを管理栄養士が伝授

痩せたいけど、めんどくさい。
毎日忙しい中で、ついつい自分の健康管理が後回しになってしまうこと、ありますよね。
特にズボラ女子にとって、ダイエットは一筋縄ではいきません。

しかし、だからと言ってダイエットを諦める必要はありません!

今日はズボラ女子でも、無理なく健康的に継続できるダイエット方法を管理栄養士がお伝えします。

ズボラさんが継続できない理由

ズボラさんにとって、ダイエットを継続するには容易ではありません。
生活環境や心理的な部分など、さまざまな理由が継続を妨げてしまっていることが多いです。

時間と手間

食事の準備や運動することよりも睡眠を重視する傾向が多く、食事などはカップラーメンで済ませてしまう。
など、単品料理やファストフードなどを活用し、忙しい日常の中でダイエットのために時間を確保するのが難しいと挫折の原因となります。

モチベーションの低下

誰しもがダイエットを始める時はモチベーションが高いものの、時間が経つにつれて継続意思が徐々に落ちてきしまうことがあります。

1番最初に設定した目標値が高すぎたり、計画通りに実践できないとモチベーションが下がってしまいダイエットがうまくいかない原因の1つになってしまいます。

最初からハードルが高い数字を掲げずに、1ヶ月でマイナス1.5kg程度を目安にダイエットを行うとリバウンドもなく、健康的に痩せることができます。

サポート不足

ズボラさんはひとりでダイエットを継続しようと頑張りますが、自己流のやり方やネットで調べた方法など、自分自身が簡単なやり方にいつの間にか移行してしまい、ダイエットがうまくいかなくなってしまい挫折してしまう方もとても多いです。

1人でダイエットしてもいつも失敗してしまう方は、普段の食事をしっかりみてくれる環境などサポートがある環境を選択すると良いと思います。

ダイエットに挫折しやすいタイミングと対策

ダイエットには継続力が重要な要素になります。
ダイエットをスタートする前に挫折しやいタイミングを知っていれば、自分自身がその場面になった時に回避できる可能性が高くなります。

ダイエット開始後数週間

ダイエットをスタートしてすぐの数週間では、体重の数字にも体型にも目に見えた変化は現れません。
そのため、モチベーションが低下しやすい時期でもあります。

<対策>
ダイエットをスタートして結果が出るのは3ヶ月ごと事前に自分自身に言い聞かせたり、目に見えるところに貼り付けるなどしてモチベーション低下を防げるように工夫をすることが大切です。

特別なイベントや季節の変わり目

誕生日や年末年始、盆休みなど特別なイベントがある時期は、食事の管理が難しくなりダイエットが中断しやすくなります。

<対策>
イベントの前後1週間はパンや間食などを控え、野菜とタンパク質を中心とした食事にすることで、大幅な体重の増加は避けることができます。

停滞期

ダイエットがうまく進み始めると必ず、訪れる「停滞期」。
この時期成果が見えないと、モチベーションが低下し継続することが難しくなる人がとても多いです。

<対策>
停滞期の対策として、「カロリーアップ」をしてみることです。この時に揚げ物を食べすぎたりするのではなく、たとえばご飯の量を100gにしていたら150gにしてみるといった調節です。

よくチートデイを理由に、ファストフードをたくさん食べてしまう方がいますが、それはただの脂質を摂取しただけになってしまうので、あくまでも栄養バランスを考えたカロリーアップが必要になります。

ズボラ状態を続けた末路

ズボラ状態、ズボラダイエットを継続したままになると、一体どんな結果が待っているのでしょうか?

健康問題

不規則な食事や運動不足は、様々な健康問題を引き起こします。

<消化器系の問題>
不規則かつ、栄養バランスが乱れている食事を継続すると消化器系に問題を引き起こし、便秘や下痢などトラブルを発生してしまうことがあります。

<ホルモンバランスの乱れ>
食事・運動・睡眠のバランスが崩れてしまうと、体内の調節機能に不具合が生じることがとても多くなります。
女性では月経不順や生理痛が重いなどといった影響を与えることがあります。

自己肯定感の低下

ズボラさんは最短で痩せることを選択することや、極端なダイエットを選択する傾向があるため、危険なダイエット方法が失敗した時に自己肯定感が低下し、さらにダイエットが続かなくなることがあります。

そのため、自分自身のメンタルヘルスを健康的に保つためにも長期的なダイエット計画を専門家と一緒に立てる必要があります。

ズボラな方でも続けやすい「食事」

ズボラさんがダイエットの時に1番悩むのは、「食事」です。
ですが、ダイエットは9割食事と言われているくらい食事がとても大切になります。

ズボラさんが手軽に作れて、健康的でおいしく食事を楽しむ方法をご紹介します。

食材『7つ』を用意するだけ

ダイエット中は食事を気をつけることが多くなるため、作ることが億劫になりやすいです。
そんな時の救世主として家に準備しておいて欲しいもの7つお伝えします。

①卵
②ノンオイルツナ缶
③サバ缶
④冷凍ブロッコリー(冷凍野菜類)
⑤ミニトマト
⑥納豆
⑦インスタント味噌汁
この7つを常備しておくことで、簡単に食事を用意することができます。

<献立例>
主食:ご飯
主菜:サバ缶
副菜①:ブロッコリーとツナのサラダ
副菜②:納豆
汁物:インスタント味噌汁

食事を固定する

食事を用意するには、献立を考え、食材を書き出し、スーパーに買い物に行くという手間があります。

毎回食事を考えるのがめんどくさいというズボラさんは、食べるものを固定化することによって買い物に行っても選ぶ手間がなくなり、食事に対してもハードルが下がります。

デメリットとしては、不足した栄養素があった場合に不足し続けてしまう可能性が高いため、項目別に自身が用意した食事を確認することをお勧めします。

<1日で摂取している食事項目チェックリスト>
・主食(ご飯・パン・麺)
・主菜(肉・魚・卵・大豆製品)
・副菜(野菜・きのこ・芋・海藻類)
・牛乳・乳製品(ヨーグルト・チーズなど)
・果物

それでも継続が難しい「極度のズボラさん」向け方法

それでもはやりめんどくさいが合言葉になっているズボラさんもいるかともいます。
そんな方には最終手段をお伝えします。

宅配食

忙しい毎日を過ごす中で食事を準備することが大変な方向けに、冷凍の宅配食という選択肢があります。

近年では有名レストランとコラボをしたものから、管理栄養士が監修しカロリー計算までされている栄養バランスが考えられている宅配食があります。

有名なところだと
・ナッシュ
・ニチレイ
・ベースフード
・三つ星ファーム
など様々な会社があります。

冷凍食はちょっとという方は、管理栄養士が監修している作り置きを郵送してくれる会社や実際に自宅まで来て調理をしてくれるといったサービスを展開している時代です。

こういったものを活用して日常の食事のストレスを減らすのも1つの手だと思います。

ズボラさんのダイエットエピソード

ズボラ女子が実践したみたダイエットのエピソードをご紹介します。
みなさんはこのエピソードを聞いて、正しいダイエット方法を学び健康的にダイエットできる方法を身につけていきましょう。

30代女性社会人:3食千切りキャベツで生理が止まった

私は、周りから「趣味ダイエット」言われるほどとにかくすぼらで永遠のダイエッターです。

ダイエットをするにも、いろいろ記録するのはめんどくさいし、毎日栄養に気をつけてご飯を食べるのもめんどくさいけど、とにかく早く痩せたいと思う日々でした。

ある日、本で「キャベツダイエット」を見かけて私もこれならできるかもしれないと実践してみた結果、どんどん行動がエスカレートしていき、最終的には1日3食千切りキャベツを2ヶ月間継続していました。

肌はボロボロで、元気がなくついには生理が止まり、そこで危険だと気づきました。
この経験をしてから、ダイエットをするにも栄養の知識が大切だと気づき管理栄養士に頼るようになり、今は健康的に痩せることができて生き生きとした毎日を過ごしています。

すぐに痩せたくて極端な運動して怪我

私は運動習慣がなく、周りからも外に出て運動した方が痩せるよ。と言われていました。

週に何回運動した方が良いなどネットでも検索して出てきましたが、早く痩せたいと気持ちが焦ってしまい運動習慣のない私がハードは運動を始めた結果、身体はついていかず筋肉や関節に負担がかかり、膝を痛めてしまいました。

結果的に膝を痛めたことへのストレスや、運動がさらに制限がかかり体重はダイエット前の体重よりも増加していました。
すぐに結果を出すことばかりに注目してはいけないんだなと、怪我をして気づきました。

まとめ

今回はズボラさん向けにダイエットの方法などをお伝えしてきましたが、やはり1番は「サポート」が必要だということです。

1人でできないことが恥ずかしいことではなく、健康になるための1番の近道は「管理栄養士に頼る」ということです。

頼り方も様々な方法があるので、ぜひ1度カウンセリングにて管理栄養士に相談してみましょう。
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WRITER

この記事を書いた人

友松 春奈 Tomomatsu Haruna

管理栄養士 / パーソナルトレーナー

経歴
2019年3月 柔道整復師(国家資格)取得
2022年11月 スポーツ栄養医学指導士取得
2023年3月 管理栄養士(国家資格)取得
現在
パワーリフティング選手として活動しながら、管理栄養士兼パーソナルトレーナーとして、プロのアスリートからさまざまな年齢層の方のダイエットをサポート。