糖質制限は時代遅れ!?糖質は摂るべき栄養

長い間ダイエットをするには、糖質制限が1番と思われていた方もいらしゃっるかもしれません。

ですが、現在は糖質を過度に制限することや抜くといったダイエット方法は時代遅れです。

疑問思った方は、ダイエットをする前にこちらのブログを読んでみてください。

このブログさえ読めば、綺麗に健康的にダイエットできる方法を知ることができます。

糖質制限とは?

一時期大流行した「糖質制限」という言葉。

実際は糖尿病の治療に用いられる食事療法ということはご存知でしょうか?
本来は治療食だったことを知らない方がとても多いのが現状です。

「糖尿病」の食事療法ということは、病を進行しないために必要な療法で、生きるために必要な方法です。

ですが、「糖質制限」という言葉が一人歩きをして、糖質を抜けば痩せる。糖質は悪だ。
という言葉がメディアの影響力で私たちは大きな勘違いをしてしまった背景があります。

今日はこのブログをみていただいた方は、本来あるべき必要なダイエットのやり方と糖質制限のメリット・デメリットを見ていただき、自分に本当に必要なダイエットを選択できるようになりましょう。

炭水化物の役割とは?

糖質制限を説明する前に、栄養学の知識を学習する必要があります。

まず最初に、糖質とは炭水化物一種で、人間のエネルギー源として使われる重要な栄養素です。
糖質は体内に吸収されると血液と共に運ばれ、体や脳が機能するためのエネルギー源となります。

人間は同じ炭水化物である食物繊維を消化できないため、エネルギー確保のためにも糖質の摂取は欠かせません。
その為、人間が生きる上で欠かせない栄養素をダイエットの為に過度に制限したり、抜いてしまうと健康的なダイエットとは言えません。

そもそも糖質制限って?

糖質制限とは、人間が生きる上で重要とされているエネルギー源である3大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の「糖質」を制限し、血糖値の急激な上昇を抑える方法です。

体の中では糖質を食べると、血糖値上昇→膵臓からインスリンホルモンが分泌して血糖値を下げようとし、インスリンは体にとって使いきれなかった糖質を脂肪に変えて蓄える働きがある。

この働きがあることによって、過剰な糖質摂取をするとインスリンが大量に出て太りやすくなります。

糖尿病の方々は、膵臓から「インスリン」が出にくくなっている状態で常に血糖が高いままの状態が続いてしまうため、血管壁が傷つき、動脈硬化を引き起こし、最悪死に至ると言われています。

このように糖質制限は「糖尿病」の方々が健康的に暮らすための食事療法であり、健康的な方々がダイエットをする際に第一に選択する方法にするのではないことが理解できると思います。

次は糖質制限をする上でのデメリットを見てから糖質制限を第一選択肢から無くす方が良いのかをしっかり考えていただきたいと思います。

糖質制限による3つのデメリットとは?

ここまでは基本的な知識を、糖質制限とはどういった方法なのかご説明させていただきましたが、実際に糖質制限をすることによってのデメリットについてのご紹介です。

低血糖による頭痛や集中力低下

糖質制限によるデメリットはたくさんある中で、まず挙げられるのが糖質制限することによって引き起こされる「低血糖」です。

人間は大前提として、糖質は脳のエネルギー源となる栄養素です。
厳しい糖質制限をしてしまうと脳に必要なグルコース(脳のエネルギー源)が急激に減ってしまい低血糖の症状が出てしまいます。

低血糖の症状は、軽度であれば異常な空腹感・体のだるさ・不安感・動悸・冷や汗・震え・熱間、さらに症状が進むと、眠気・眩暈・言葉が出ない・抑うつ・不安・時間が場所がわからない。
最終的には意識朦朧・異常行動・痙攣・深い昏睡状態までなっていまいます。

なので、ダイエット中とはいえしっかり糖質を摂取することがとても大切です。

逆に太ってしまう可能性が高まる理由とは?

糖質制限は、糖質制限をやめた途端元の体重に戻りやすくなります。

なぜかというと糖質1gに対して3gの水分がつくため、最初の1週間程度は体重がすんなりと落ちていきますが、この体重の減少は水分量が減っているだけなので実際に体脂肪量が落ちて痩せたわけではありません。

他にも「糖質を食べないと満足感が得られない。」や、「炭水化物以外なら何食べても大丈夫」と思い込み、脂質の多い食事に偏り1日に摂取しているカロリーがオーバーしているなどといったことがあります。

糖質を制限をしたらからといって1日の摂取カロリーが多ければ、体重は増えていく一方なので、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考える必要があります。

筋肉量の低下

ダイエットをする上で筋肉量の低下はダイエット成功の命取りといってもよいほど、ダイエットには筋肉量がとても重要です。

人間は糖質をエネルギー源にして活動をしているため、エネルギー源になる糖質の摂取量を少なくさせることによって、体は次に筋肉を分解してアミノ酸に変えてエネルギーを作り始めるため筋肉量が落ちてしまいます。

筋肉は代謝アップに直結する体にとって、とても重要なものになりますが、糖質制限を続けてしまうと筋肉を分解し続けてしまうため代謝も落ちて結果的に太りやすくリバウンドしやすい体を作ってしまうことになるので、糖質を極端に制限するのはお勧めしません。

痩せるには結局何したら良いの?

ここまで糖質制限についてのリアルなお話をお伝えさせていただきましたが、実際に「健康的に痩せる」ためには何をしたら良いのかというと、適量の「ご飯」を食べることです。

現代社会の日本人は米を食べることが少なくなり、パンやパスタなど脂質を多く含む主食を食べることが増えたり、朝食を抜いたりパンのみ、おにぎりのみなど単品の食事も増えています。

こういった食事を続けていると、体にとって必要な栄養素が減って代謝が落ちてしまうので、大戸屋のような和定食を意識したご飯を主食とした食事をすることが一番健康的に肌艶もメンタル面も良好なまま痩せることができます。

「なんだ、普通のことじゃないか。」 と思ったそこのあなた。そうです。ダイエットはシンプルで良いんです。

今の時代SNSなどたくさん情報を見れることができ、難しい横文字が並ぶこともあり、かっこよく見えたり・こっちの方が良いのかなと思いがちですが情報は常に変わりつつありますが、私たちの臓器は変わっていません。

シンプルなことをしっかり継続する。これが一番重要なダイエット方法です。

まとめ

今回のブログでは、糖質制限と健康的なダイエットについてお伝えしてきましたが、実際に自分で実践するのは難しい方は栄養学を学んできている管理栄養士を頼ってみてはいかがでしょうか?

管理栄養士監修のもとオンラインで簡単に健康的なダイエットができるつむぐにぜひお問合せください。

一緒に健康的に「継続」をする方法を相談しながら自分自身の美を追求していきましょう。

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WRITER

この記事を書いた人

友松 春奈 Tomomatsu Haruna

管理栄養士 / パーソナルトレーナー

経歴
2019年3月 柔道整復師(国家資格)取得
2022年11月 スポーツ栄養医学指導士取得
2023年3月 管理栄養士(国家資格)取得
現在
パワーリフティング選手として活動しながら、管理栄養士兼パーソナルトレーナーとして、プロのアスリートからさまざまな年齢層の方のダイエットをサポート。