栄養とメンタルヘルスの関係

心の健康は体の健康という言葉を聞いたことはありませんか?

コロナ禍の影響で「健康」の2文字をよく耳にするようになったと思います。

健康は体だけではなく、メンタル面にも深く関わっており、健康になる術の1つとして

栄養は密接に結びついています。

メンタルヘルスと栄養バランス

ストレスには人間関係や環境変化など私たちの日常には様々な要因が絡んでいますが、その1つとして栄養バランスの乱れも
関係しています。

私たちは、脳でストレスを感じ毎日沢山の情報処理を行います。
その脳を働かせるのに必要なものは「食べ物」です。

栄養バランスが崩れると栄養が不足し、気づかないうちにメンタルにも負担がかかってしまっているかもしれません。

心を整える「朝食の重要性」

「最近疲れやすい」・「疲労感が抜けない」・「風邪をよくひくようになった」
こんなことはありませんか?
それは朝食の欠食が原因かもしれません。

毎日忙しく、ギリギリまで寝ていたいから朝食は食べていない。
朝食を食べるとしてもおにぎり1個や食パン1枚。
などといった朝食の欠食や朝食の単品化を日常的にしてしまうことで、1日に必要な栄養素が気がつかないうちに不足し「最近疲れやすい」
「疲労感が抜けない」・「風邪をよくひく」などといった症状に悩まされる可能性が高くなります。

朝食欠食したり、主食のみの食事を継続すると炭水化物はもちろんそのほかの体を作る栄養素
・タンパク質
・ビタミンB群
・鉄分
・食物繊維
・ビタミンC、カルシウム
・脂肪酸・・・etc
が不足してしまいます。

欠食により不足する栄養素が体に与える影響

欠食することで、不足する栄養素とメンタルや身体に与える影響の関係性を見ていきましょう

タンパク質の不足

前回の「メンタルを安定させるには筋トレ?」
のブログでも出てきたセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質はタンパク質から作られているため、朝食の欠食や単品のみの食事を続けると神経伝達物質の材料が不足し、仕事や遊びに対する持続性や関心が薄らぎ、イライラ感や気分の落ち込みが生じやすくなります。

メンタルを安定させるには筋トレ?のブログはこちらから
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ビタミンB群が不足すると

ビタミンBはタンパク質をアミノ酸に変換し、神経伝達物質の材料にしたり、糖質をエネルギー源に変換するのに必須なビタミンです。

ビタミンB群は動物性タンパク質に多く含まれているため、植物性タンパク質の食品や精製食品ばかり食べているとビタミンB群が不足しやすくなります。

鉄分が不足

鉄は酸素を全身に運ぶといった重要な役割をしてくれるヘモグロビンの材料です。

不足すると貧血になり、脳に十分な酸素が行き渡らなくなったり、糖質をエネルギーに変換する能力も弱まってしまうため、脳の機能を低下に招く原因の1つになります。
なので、脳機能低下を防ぐためにも鉄分が多く含まれている赤みのお肉や魚を毎日食べる必要があります。

月経がある女性や妊娠中の女性は男性よりも基本的に鉄分の必要摂取量が増加するため、より栄養補給を意識していきましょう。

様々な栄養素が不足することで、脳の機能を正常に保つことが難しくなり、結果的にイライラしてしやすくなったり、体の機能が低下し免疫機能低下やメンタルヘルスなどに大きく影響してしまいます。
朝食欠食や朝食の単品化をなるべく回避し、心も体も健康的になれるよう食事を摂取することが重要になります。

メンタルには「脂質」が大事

脳に欠かせない栄養素は糖質以外にもあります。
それは「脂質」です。
脂質の重要性を深掘りしていきましょう。

脂質は三大栄養素のひとつですが、太りやすいなどと悪者にされてしまいがちです。
しかし、脂質の中でも魚の油であるDHA・EPAなどオメガ3脂肪酸は魚介類やごま油などに含まれていますが、日本人の食事が欧米化していることによって現代人が不足しがちな栄養素です。

脳は65%が脂質でできているため、オメガ3脂肪酸が不足することによって影響を受けることがわかっています。

ある実験でオメガ3脂肪酸を不足させたマウスは、不安レベルが高いことがわかったという結果が出ています。
そのことから不安を抱えやすい人などはオメガ3脂肪酸摂取量が足りない可能性があるので、日常的に魚を食べる習慣をつけ日々栄養バランスを意識した食事をしていく必要があります。

脂質の重要性とは?

脂質は三大栄養素のひとつですが、太りやすいなどと悪者にされてしまいがちです。
しかし、脂質の中でも魚の油であるDHA・EPAなどオメガ3脂肪酸は魚介類やごま油などに含まれていますが、日本人の食事が欧米化していることによって現代人が不足しがちな栄養素です。

脳は65%が脂質でできているため、オメガ3脂肪酸が不足することによって影響を受けることがわかっています。

ある実験でオメガ3脂肪酸を不足させたマウスは、不安レベルが高いことがわかったという結果が出ています。
そのことから不安を抱えやすい人などはオメガ3脂肪酸摂取量が足りない可能性があるので、日常的に魚を食べる習慣をつけ日々栄養バランスを意識した食事をしていく必要があります。

毎日ちょっとしてことの継続が将来の健康に関わるので、少しずつ少しづつ食事に気を遣ってみてみましょう。

まとめ

メンタルを整える方法や目的など人によって様々かと思いますが、毎日の食事を少し気にかけるだけでもメンタルだけでなく体の健康にも繋がります。

最後にお伝えする3つのポイントをぜひ明日から実践し、心と体の健康を栄養で整えていきましょう。
(1)朝食を欠食しない。単品化しない。
(2)タンパク質を摂取
(3)脂質は魚から摂取
この3点を注意し、心も体も健康に過ごしていきましょう。

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WRITER

この記事を書いた人

友松 春奈 Tomomatsu Haruna

管理栄養士 / パーソナルトレーナー

経歴
2019年3月 柔道整復師(国家資格)取得
2022年11月 スポーツ栄養医学指導士取得
2023年3月 管理栄養士(国家資格)取得
現在
パワーリフティング選手として活動しながら、管理栄養士兼パーソナルトレーナーとして、プロのアスリートからさまざまな年齢層の方のダイエットをサポート。