忘年会太りを回避するためには!?ダイエットのコツ3選

忘年会シーズンが到来する時期は、美味しい食事だけではなくお酒を飲む機会が増えると思います。
体重増加が気になる時期でもありますが、この3つのコツを実践することで忘年会太りを回避することができます。

このブログを読んで、年末年始も健康的に過ごしていきましょう。

まずは一杯!に要注意

とりあえず、ビールで!よく聞く言葉かと思います。
よくよく考えると、ビールじゃなくても問題はありません。
その理由を解説していきます。

まずはお酒のカロリーを把握

まずは、お酒のカロリーを把握することで 、忘年会時に選ぶお酒が変わってきます。
この4つだけ頭に入れておくことで、総摂取カロリーが変わってきます。

お酒のカロリー目安
ビール(中ジョッキ500ml):約200kcal
日本酒(1合180ml):約185kcal
ワイン(グラス120ml):約85kcal
ハイボール(200ml):約70kcal

お付き合いもあり、ビールなどを飲むことが多くなるかと思いますが、なるべく低カロリーのお酒を選択するように心がけていきましょう。

とりあえずビールは意味なし

飲み会でよく聞く「とりあえず、ビールで!」と、聞くことも多いかと思います。
よくよく考えると、とりあえずビールなら他のアルコールでも問題ないのです。

ビールは中瓶で1本約200kcalはしますし、日本酒1合も約200kcal、焼酎約280kcalと高カロリーなお酒のオンパレードです。

じゃあ、何を飲めば良いのか?と聞かれる方は多いですが、ワインがおすすめです。
ワインは低カロリーな上にポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、美肌効果にもおすすめと言われています。

せっかく飲むなら健康にプラスになるものを選ぶことが、重要です。

甘いお酒は避ける

カクテルやサワー系の中には、高カロリーなものも多いです。
果汁やシロップが多いものは、控えめにしましょう。

カクテルのカロリー目安(1杯120~150ml程度)
ピナ・コラーダ(ラム、ココナッツミルク、パイナップルジュース)
約230~300kcal

甘いトロピカルカクテルで特に高カロリー。
カシスオレンジ(カシスリキュール+オレンジジュース)
約150~180kcal

ジュースの糖分で意外とカロリーが高め。
モスコミュール(ウォッカ+ジンジャーエール+ライム)
約120~150kcal

ジンジャーエールの糖分がカロリーの主因。
マルガリータ(テキーラ+オレンジリキュール+ライムジュース)
約170~200kcal

オレンジリキュールがカロリー源。
ホワイトルシアン(ウォッカ+コーヒーリキュール+クリーム)
約300kcal
クリームが加わるため非常に高カロリー。

選ぶべきおつまみはこれ!

忘年会の場では、お酒だけではなくて食べ物も注意しないといけません。
おつまみが脂っこいものばかりだと、脂質摂取量が増加してしまい体重増加を避けることが難しくなります。

オススメおつまみ

忘年会時のおつまみは、サラダ・豆腐・焼き鳥・お刺身がダイエット中の定番といえます。

サラダは食物繊維を摂取することができ、忘年会シーズンは野菜不足になりやすいのでサラダを追加し野菜不足を回避しましょう。
豆腐や焼き鳥、お刺身は部位を選べば低脂質・高タンパク質のおつまみになりますので、おすすめです。

食物繊維を意識する

サラダや海藻類など、繊維質が多いものを先に食べると、食べ過ぎを防止できます。

ドレッシングは別添えにすると量を調整することができるので、カロリー量を調節することができます。
どうしてもごまドレッシングなど高カロリーなドレッシングをかけたいときは、量をコントロールするようにしましょう。

揚げ物は少量に!

忘年会といえば、脂質たっぷりの食事が並ぶイメージがあるかと思います。

唐揚げやフライドポテト、チキン南蛮など揚げ物類などはみんなでシェアすることで、1人分の量が少なくなり罪悪感なく楽しめます。
行儀はあまり良くないかもしれないですが、揚げた衣を剥がし食べることでカロリーダウンをすることができます。

翌日リセットで調節する

飲み過ぎた次の日は胃腸を休めるために、消化に優しいメニューを取り入れていきましょう。

野菜スープ

胃腸を癒す「野菜スープ」

<材料(2人分)>
玉ねぎ:1/2個
にんじん:1/2本
キャベツ:2枚
セロリ:1/2本(お好みで)
トマト缶:1/2缶(200g)
コンソメ:1個
水:500ml
塩・こしょう:適量
オリーブオイル:少々

<作り方>
玉ねぎ、にんじん、キャベツ、セロリを食べやすい大きさに切る。
鍋にオリーブオイルを少量入れ、玉ねぎを透明になるまで炒める。
他の野菜を加えて軽く炒め、水とトマト缶、コンソメを加えて煮る。
野菜が柔らかくなったら、塩・こしょうで味を調える。

トマトの酸味が胃に優しく、野菜からビタミンも補給できます。

体に染み渡る卵がゆ

優しい味の「卵がゆ」

<材料(1人分)>
ご飯:茶碗1杯分
水:400ml
卵:1個
だしの素:小さじ1/2
醤油:小さじ1(お好みで)
刻みネギ:適量

<作り方>
鍋にご飯と水を入れ、中火にかける。
沸騰したら弱火にし、だしの素を加えて10分ほど煮る。
卵を溶き、鍋にゆっくり流し入れる。混ぜすぎないよう注意。
火を止め、醤油で味を調え、刻みネギを散らして完成。

卵のたんぱく質で体力回復をサポート。醤油の量は控えめにして胃に負担をかけないように。

胃腸に優しいうどん

消化に良い「あっさりうどん」

<材料(1人分)>
冷凍うどん:1玉
水:300ml
和風だしの素:小さじ1/2
醤油:小さじ1
みりん:小さじ1
ゆでたほうれん草:適量
柚子皮や刻みネギ:お好みで

<作り方>
鍋に水を沸かし、だしの素、醤油、みりんを加える。
冷凍うどんを湯煎または鍋で茹で、スープに加える。
器にうどんを盛り、ゆでたほうれん草や柚子皮、ネギをのせる。

ほうれん草や柚子でビタミンと香りをプラス。あっさりとしたスープが胃腸に優しい一品です。

まとめ

忘年会シーズンを楽しむには、食べる内容や次の日のリセット方法を熟知し、体調管理に気をつけて楽しく過ごしましょう!
TSUMUGUでは、食べすぎた後やダイエット中でも外食を楽しめる方法で、皆様をしっかりサポートさせていただきます。

ぜひ、1度管理栄養士に相談してみませんか?
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WRITER

この記事を書いた人

大野 杏子 Ono Kyoko

管理栄養士 / パーソナルトレーナー

経歴
2020年3月
管理栄養士(国家資格)取得
現在
幼少期からソフトボール選手として活動していた経験を活かし、フィットネスクラブにて管理栄養士兼パーソナルトレーナーとして活動しながら、様々な年齢層のダイエットサポートやマットピラティスを指導している。